A2O MAY(エーツーオー・メイ)メンバー紹介
イスマンが手がける次世代ガールズグループとは?
「A2O MAYって誰?」
「イスマンがまた新しいグループを作ったらしいけど、どんな子たちなの?」
そんなK-POP好きにも分かりやすいように、A2O MAYのメンバーと、プロデューサーのイスマンについてまとめていきます。
A2O MAYってどんなグループ?

A2O MAY(エーツーオー・メイ)は、A2O Entertainment所属の5人組ガールズグループです。
メンバーは全員中国ルーツで、そのうち2人はハワイ生まれの中国系アメリカ人です。
デビューは2024年12月20日。
デビュー曲は「Under My Skin(A2O)」というタイトルで、これは東方神起の名曲「MIROTIC」を新しくアレンジしたバージョンです。
グループの大きな特徴は、最初から「世界向け」に作られていることです。
- 曲のメインは英語
- 中国語バージョンもある
- 一部の曲ではスペイン語も使われている
という感じで、「K-POPっぽさはあるけど、国籍やジャンルのラベルにとらわれないグループ」です。
このコンセプトのキーワードとして、運営側は「Zalpha Pop(ザルファポップ)」という言葉を使っています。
これは簡単にいえば「Z世代とα世代の感覚をミックスしたポップミュージック」です。
ざっくり分かるA2O MAYの基本情報
・グループ名:A2O MAY(エーツーオー・メイ)
・所属:A2O Entertainment(エーツーオー・エンターテインメント)
・人数:5人
・メンバー:キャット、ミケ、チューチャン、シージエ、チェンユー
・国籍:全員中国系(うち2人は中国系アメリカ人)
・デビュー日:2024年12月20日
・デビュー曲:「Under My Skin(A2O)」
・キャッチコピー的なジャンル:Zalpha Pop
メンバーは全員170cm前後以上で、5人ともかなりの高身長です。
「ビジュもスタイルもそろった、中国発のグローバルガールズグループ」としても注目されています。
メンバー紹介:5人のキャラクターをチェック
ここからは、メンバーを一人ずつ見ていきます。
カタカナ名と英語表記、中国語名も合わせて整理しておきます。
キャット(Kat/陳佳辰)

キャットは、ハワイ生まれの中国系アメリカ人です。
2005年生まれで、2025年時点では20歳前後です。身長は約171cmと言われています。
ステージでは、英語のきれいな発音と安定したボーカルが印象的です。
サビの頭など、いちばん耳に残るパートを任されることが多く、「曲の顔」になるような役割を担っています。
性格は落ち着いていて、お姉さんタイプに見えることが多いです。
趣味には「絵を描くこと」「小説を書くこと」「バスケットボール」などが挙げられていて、表現することが好きなタイプのようです。
双子の妹ミケと並んだときのビジュアルインパクトも強く、MVでは「双子ならではのシルエット」や「対になった構図」がよく使われています。
ミケ(Miche/陳佳儀)

ミケは、キャットの双子の妹です。
同じく2005年生まれで、身長は約172.5cmと、キャットより少しだけ高いと言われています。
出身はキャットと同じハワイで、やはり中国系アメリカ人です。
英語と中国語を話せるバイリンガルで、ラップやボーカル、ダンスもこなすオールラウンダー的なポジションです。
ミケは、キャットより少しやんちゃな雰囲気があると言われることも多く、パフォーマンス中に見せる表情の変化が魅力です。
インタビューでは、自分たちの音楽について「流行を追いかけるだけでなく、自分たちから新しい流れを作りたい」と話していて、グループ全体のメッセージを言葉にすることも多いメンバーです。
チューチャン(Quchang/曲唱)

チューチャンは、中国・江蘇省出身のメンバーです。
2007年7月28日生まれの18歳で、身長は約176〜178cmと、グループの中でいちばんの高身長です。
子どもの頃からモデル経験があり、「立っているだけで画になる」タイプです。
手足が長く、ステージでのシルエットがとてもきれいで、フォーメーションの中心に立つと一気にステージが引き締まります。
歌い方は少しロック寄りの力強さがあり、サビに入る前の盛り上げパートなどで、一気に空気を変える役割を担うことが多いです。
趣味は「お菓子作り」「歌うこと」「メイク」「ピアノ」など、見た目のクールさに比べて多彩でかわいらしい一面もあります。
シージエ(Shijie/李詩潔)

シージエは、中国・上海出身のメンバーです。
2007年生まれで18歳前後、身長は約170.5cmと言われています。
A2O MAYの中では、高音をしっかり担当するボーカルメンバーとして紹介されることが多いです。
きれいに伸びる高音が特徴で、サビやブリッジの重要な部分を任されることが多く、「歌の柱」としての存在感があります。
趣味は「ダンス」と「ピアノ」で、音楽的な基礎力もしっかりしているタイプです。
インタビューでは、「私たちの音楽で新しい流れを作りたい」「自分たちだけのスタイルを持ちたい」といった言葉をよく口にしていて、グループの方向性をはっきり語ることのできるしっかり者です。
ビジュアル面でも評価が高く、中国や韓国のメディアでは「ビジュアルエースの一人」として紹介されることもあります。
チェンユー(Chenyu/朱晨予)

チェンユーは、中国・上海出身のメンバーです。
2008年2月22日生まれで、17歳の最年少メンバーです。
身長は約171cmで、マンネでありながら高身長組の一員でもあります。
子どもの頃からモデルとして活動していた時期があると言われており、ファッションやメイクへのこだわりが強いタイプです。
表情づくりやポージングも上手で、写真撮影やMV撮影でも存在感を発揮しています。
歌声は少し低めで落ち着いていて、曲全体に「安定感」や「大人っぽさ」を与えるポジションです。
最年少ですが、ステージ上ではマンネ感よりもクールで落ち着いた印象の方が強く、「見た目は大人っぽいけど実は末っ子」というギャップも魅力になっています。
A2O MAYの音楽の特徴
A2O MAYの音楽は、「Zalpha Pop」というキーワードで説明されることが多いです。
難しく言い換える必要はなく、イメージとしては
- 英語メインのダンスミュージック
- ベースがしっかりしていて、クラブやフェスでも映えそうなサウンド
- サビはキャッチーで、TikTokなどのショート動画にも使いやすい長さとノリ
- そこに中国語やスペイン語が少しずつ混ざる
といった感じです。
代表的な楽曲としては、次のような曲があります。
「Under My Skin(A2O)」
デビュー曲で、東方神起「MIROTIC」を新しく作り直したような楽曲です。
英語バージョンの歌詞と、少しダークで大人っぽい雰囲気のサウンドが特徴です。
重めのビートと強めのラップ、キレのある振りが印象的な曲です。
ライブやステージで特に盛り上がりやすいタイプの楽曲で、A2O MAYの「かっこいい側面」がよく出ています。
「BOSS」
「B.B.B(Bigger Badder Better)」
タイトルの通り、「もっと大きく、もっと強く」というメッセージ性の強い曲です。
サビのメロディが分かりやすく、海外メディアでもよく取り上げられています。
1st EP「PAPARAZZI ARRIVE」
2025年10月にリリースされた初のEPで、「Boss」「B.B.B」「Paparazzi Arrive」などの楽曲が収録されています。
アメリカでのイベントやインタビューとセットでプロモーションされていて、「本気で世界に出て行くグループ」という印象を強く残した作品です。
イスマン(イ・スマン)は何者?

A2O MAYとの関係
A2O MAYを語るうえで、必ず出てくるのが「イスマン」です。
イスマンことイ・スマンは、韓国の大手芸能事務所・SMエンターテインメントの創業者として知られています。
これまでに
「少女時代」
「東方神起」
「SHINee」
「EXO」
「NCT」
「aespa」
といった、K-POPを代表するグループを多数プロデュースしてきた人物です。
2023年にSMを離れたあと、新しく立ち上げた会社がA2O Entertainmentです。
そこから初めて本格的に送り出されたグループが、A2O MAYです。
イスマンはA2O MAYについて、
- 国やジャンルのラベルに縛られないグローバルなグループ
- Z世代とα世代の感覚にあった音楽とビジュアル
- トレーニングで鍛えながらも、本人たちの個性と自己表現を大事にする
といった方針を語っています。
A2O MAYのメンバーも、インタビューで
「イスマンは細かい部分までよく見てくれる」
「自分たちの強みを伸ばすようにアドバイスをくれる」
と話しており、単なる「昔の有名プロデューサー」ではなく、今も現場で関わっている存在であることがよく分かります。
A2O MAYが面白い理由
最後に、A2O MAYというグループが「K-POP好き」「アイドル好き」の目線から見て、どこが面白いのかを整理しておきます。
- 全員170cm前後以上の高身長で、ステージ映えがすごい
- 中国出身+中国系アメリカ人という構成で、韓国発ではないけれど、K-POP文脈にも近い存在
- 曲は英語メインなので、洋楽感覚で聴ける
- 双子メンバー(キャット&ミケ)がいて、ビジュアル的に分かりやすいフックがある
- プロデューサーがイスマンなので、楽曲のクオリティやコンセプトの作り込みが安定している
- デビューして間もないのに、すでにアメリカのチャートやイベントで実績を積み始めている
「韓国の事務所から出たグループ」ではないのに、K-POPファンのタイムラインによく流れてくる理由は、このあたりにあります。
これから先、どんなアルバムやコラボが出てくるのか、どこまで世界的な人気を伸ばしていくのか。
A2O MAYは、「今のうちから追っておくと面白いグループ」の一つだと言っていいと思います。
まとめ
A2O MAYは
「中国発」「英語メイン」 「イスマンプロデュース」
という、かなりユニークな条件がそろったガールズグループです。
- メンバーそれぞれの個性
- 楽曲のかっこよさ
- そしてプロデューサーの背景
この三つが組み合わさることで、「ただの新人グループ」では終わらない可能性を持っています。
まずは、デビュー曲「Under My Skin(A2O)」と、EP「PAPARAZZI ARRIVE」に収録されている「Boss」「B.B.B」「Paparazzi Arrive」あたりからチェックしてみてください。
推し候補が一人は見つかるはずです。

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